今週はパリのバカンス週間でウチのシャレーにいとこ家族とその友達が多数来ているのだが、例に漏れず昨日の夜私は晩御飯をたかりに行った。
いとこ家族とその友達合わせて18人!
うち若者が7人
当然、よく会ういとこ家族の名前は知っているのだが、その他の名前がわからない。数回あったことがあるはずなのだか、わからない。
そう、私は人の名前と顔を非常によく忘れる。
会って挨拶して名前を言い合うのだが、聞いて10秒で名前を忘れる。
顔もよく忘れるので、相手は私のことを知っているが私は相手のことを知らないというのがよくあるのだ。
私「ボンジュールマダム、初めまして。」
マダム「え、私たち初対面じゃないワヨ」
という事件がもう何度か起きている。
まぁ、それはさておき、昨晩の夕飯をご馳走になったあと若者と話していると当然スキーの話題になり、翌日は皆で滑りに行くこととなった。
天気がよくなさげだったのであまり乗り気じゃなかったのはここだけの話であるが可愛い女の子に誘われたら断れないのは男の性である。
そして翌朝。予想通りの曇り空。
さらにスキー場の上のほうに到着すると猛烈な風。
このコンディションに気分は少し落ちぎみだったが、やはり和気あいあいと滑るのは楽しい。
空もだんだんと青くなり始め、皆で楽しく滑る。
昼過ぎになり、皆で日当たりのいい場所でピクニックをすることになり(私は何も聞いていなかったので当然サンドイッチ無し)場所を求めて滑っていると、
かはァッ!
こ、腰がァ!
なんと突然のぎっくり腰。
スキー開始前にしっかりと準備運動までしたのに!普段となんら変わらない動きをしていたのになぜ!
せっかく皆で楽しいスキータイムを過ごしていたのに、まだ1日の半分しか滑っていないのに、ここで無念のリタイア。
三年前に一度なってからというもの、特に問題はなく快適に過ごせていたために完全に油断していた。
頂上のリフトを降りて少し滑ったところでなってしまったので帰りは苦痛のうめき声をあげながらボーゲンで下ることとなった。
い、痛い・・
ゲレンデをのろのろと下る私は他人からは腰抜けスキーヤーだと思われていただろう。
・・ある意味間違ってはいないが・・
人が少なかったため私の無様な姿が皆の目に留まることもなく、衝突の危険もなく下ることができたのは不幸中の幸いと言えよう。
ということで暫くは絶対安静のMIB(me in bed)生活を強いられることとなった。
無念。